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獣医のサポートを行う「動物看護士」

獣医のサポートをする大事な仕事

動物病院では獣医が診察を行って適切な治療を施しますが、動物は黙って治療を受けてくれません。
診察台に乗せられると何をされるのかわからないし怖くて仕方がないため、とにかく暴れてこの場を逃げ出そうとする子が多いです。
そこで活躍するのが動物看護師です。
医師が適切な診断を行えるようにサポートを行うのが主な仕事ですが、動物病院では細かい雑用仕事まで行う場合が多いです。
少ない人員の中で運営している小さな動物病院も多いため、動物看護師の担う役割は多岐に渡ります。

獣医の場合は国家試験に合格して免許を取得する資格ですが、動物看護師の場合は違います。
人間の看護を行う看護師については国家試験に合格しなければいけませんが、動物看護師は国家試験が存在していません。
現在のところは民間資格として存在している資格で、主催団体も複数存在していました。
動物看護師として勤務する場合にも必ず資格を取得しなければならないものではなく、あった方が良いという程度のものでした。

しかし、今後は動物看護師としての高度なスキルを養成するために複数存在していた民間資格を一本化することになりました。
現在は動物看護関連の学校で所定の課程を修了した方でなければ受験資格を得ることができない試験になっているため、以前よりも権威のある資格として認識されています。
まだ民間資格とされていますが、今後は公的資格としてランクアップさせる動きが加速しています。

参考:動物看護師の仕事、なるには、給料、資格

動物看護師統一認定試験について

いくつかの民間資格が統一された動物看護師の認定試験は、一般問題と実地問題が出題されています。
どちらも五択のマークシート方式で回答する試験になっています。
出題範囲がかなり広いことから、一生懸命勉強しなければいけませんが、日頃から学校で学んでいた内容をしっかり復習しておけば決して難易度は高くないと言われています。
実際に過去に実施された試験の合格率を確認してみると平均して80%以上の合格率になっているので、試験に備えて勉強をしていれば問題ないと考えられます。

動物看護師の試験に合格した後の進路としては、動物病院に勤務する方が多いと言われています。
ペットの数も増加傾向にあることから、動物病院の数も少しずつ増えるのではないかと予想できます。
しかし、動物看護師としての勤務先が急激に増えることはないだろうと考えられます。
万が一希望する職場が見つからなかった場合、動物看護師の資格が完全に無駄になるとは限りません。
せっかく学んできた専門的なスキルを活かす職場はたくさんあります。
当然ながら、ペットシッターとして仕事をする場合にも動物看護師で学んだスキルは大いに役立ちます。